犬山学のねらい

犬山は木曽川・飛騨川・中山道が交差するために古来より尾張・美濃・飛騨・信濃を結ぶ 商業・文化・情報の結節点として栄え、川の文化と山の文化が交わる「犬山文化圏」とも言うべき独自の文化圏を形成してきました。 そのような歴史的背景から、犬山市には多くの研究機関・博物館・NPOが集積し、豊富な文化資源に恵まれた魅力的な学術都市となっています。 本センターでは、このような犬山を舞台に犬山に関する学際的で総合的な犬山学を構築するとともに、地域の研究機関やNPO、市民団体、地方自治体、企業等の産官学民連携のネットワークを構築します。 また学生・市民がこの地域の忘れられた魅力を再発見し、深い地域理解を持って地域の問題解決に取り組むことができる人材、そして日本の歴史・文化・社会をアジアとの比較において理解し、地域の国際化に貢献できる人材を育成する「地域再生と人づくり」の拠点となることをめざします。

犬山学研究センター長　中村 真咲

犬山学研究センターは、犬山の豊富な地域資源（歴史、自然、産業）を研究し、体系的な犬山学として構築するとともに、地域の研究機関・NPO・市民団体・自治体・企業と協力して産官学連携ネットワークを構築するために、2017年4月1日に設立しました。
2017年10月21日には設立記念シンポジウムを博物館明治村の聖ザビエル天主堂で開催し、また広報誌『犬山学』の刊行を開始しました。さらに、犬山市に所在する学術機関および犬山に関わる研究を行っている学術機関が連携するプラットフォームとして「犬山学ネットワーク」を2018年9月に設立し、犬山学ネットワーク発足記念講演会を2018年12月4日に名鉄犬山ホテルで開催致しました。
本センターおよび犬山学ネットワークの活動を通して、深い地域理解をもって地域の課題解決に取り組むことができる人材、そして日本の歴史・文化・社会をアジアとの比較において理解し、地域の国際化に貢献できる人材を育成することをめざします。

本センターの運営にご協力を頂いております。

【特別顧問】

日比野　良太郎　様（犬山商工会議所　名誉会頭）

【顧問】

愛知県知事　大村　秀章　様
犬山市長　原　欣伸　様
犬山商工会議所会頭　髙橋　秀治　様
犬山城白帝文庫理事長　成瀬　淳子　様

【評価委員】

犬山市経営部長　井出　修平　様
犬山商工会議所専務理事　奥村　好樹　様
犬山城白帝文庫主任学芸員　筧　真理子　様

研究員一覧

【犬山学研究センター】

〈センター長〉
中村 真咲（経営学部経営学科 教授）
〈副センター長〉
四辻 秀紀（経営学部経営学科 特別教授）
太田 和徳（人間生活科学部管理栄養学科 教授）

【地域連携センター】

〈センター長〉
岡田 和明（経済学部現代経済学科 特任教授）
〈副センター長〉
佐藤 正之（経済学部現代経済学科 教授）
村山 徹（経済学部現代経済学科 教授）

【客員教授】

赤塚 次郎（NPO古代邇波の里・文化遺産ネットワーク 理事長）
足立 守（名古屋大学 名誉教授）
伊藤 博司（元株式会社名鉄インプレス 社長）
木全 啓（Japan@UK 取締役）
高木 茂（名古屋工業大学 名誉教授）
高野 智（日本モンキーセンター キュレーター）
高橋 裕平（名古屋大学PhD登竜門 特任教授）
森田 実（NPO穂の国森づくりの会 事務局長）
竹内 恒夫（元環境省職員）

【客員准教授】

望月 友恵（NPO古代邇波の里・文化遺産ネットワーク 主任研究員）

【客員研究員】

服部 哲也（NPO古代邇波の里・文化遺産ネットワーク 副理事長）

【特任教授】

山田 拓郎（前犬山市長）