管理栄養学科の学生が「第1回みどり戦略学生チャレンジ東海ブロック大会」で審査委員特別賞を受賞しました！

【取組みタイトル】産官学福連携プロジェクト　ワインパミスを有効利用したパンでレシピ開発！　食を通じた情報発信と地域交流を目指して

【受賞学生】　管理栄養学科3年生　　福田結菜　　藤原さくら　　松岡実玖

◆第1回みどり戦略学生チャレンジ東海ブロック大会（東海農政局）

学生たちが積極的に取り組んだ活動が評価され、栄えある賞に選出されました！

小牧市東部まちづくり推進室、社会福祉法人AJU自立の家 小牧ワイナリー、パンベル（小牧市のベーカリー）、本学による産官学福連携プロジェクトにおける管理栄養学科の学生の活動について、農林水産省主催「第1回みどり戦略学生チャレンジ」に応募したところ、2025年3月3日（月）、東海ブロック大会の審査委員特別賞を受賞しました。このプロジェクトでは、ワインの生産過程で大量に処分されるワインパミス（搾りかす）を生地に練り込んだパンベル特製のパンを廃棄食材の有効利用品としてより美味しく地域へと流通させていくために、本学管理栄養学科の学生がそのパンを用いたオリジナルレシピを考案しました。味付けはもちろん見た目の彩りやヘルシーさにもこだわった学生のレシピをもとに開発された商品は、小牧ワイナリー併設カフェのモーニングメニューとして販売されました。アボカド、ツナ、卵を楽しめて満足度の高い「パンディップ3種」、ガーリックをきかせたスモークサーモンとパンの相性が良い「オープンサンド」、クリームチーズに隠し味の醤油が絶妙な「CHEESE×BAKON×HONEY」は、どれもお客様から好評を得ることができ、この特製パンの美味しい食べ方を皆様にご提案することもできました。さらにイベントなどを通じてワインパミスの栄養学的な利点を学生自らが情報発信し、地域と交流しながら資源活用の大切さをアピールしてきました。

2024年5月3日（金）、小牧ワイナリー「春の葡萄酒まつり」で商品をお披露目しました

「パンディップ3種」　　　　　　　　　　　　「オープンサンド」（手前）、「CHEESE×BAKON×HONEY」

ワインパミス独特の風味を持ち合わせたパンの魅力を最大限に活かせるようなレシピを考え出す難しさを乗り越えて、長い時間をかけ、熱意をもって挑戦してきた取組みが晴れの舞台で評価され、学生たちは誇らしそうな表情で表彰式に臨みました。また、東海農政局主催の意見交換会において、学生たちはライブでの発表にもチャレンジしました。審査員の皆様や、この企画に応募された他大学・専門学校の学生たちの前で、緊張しつつも自分たちの取組みを堂々と発表できました。このプロジェクトへの参加をきっかけに芽生えたSDGsへの意識や自らの意志で行動を起こすことの充実感を胸に刻んで、今後も地域に貢献しようという目線を持った社会人を目指し、若いパワーを存分に発揮してくれることを期待しています。