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2024.12.13

管理栄養学科の学生がおせち&ケーキの盛付けセミナーに参加しました!

News学部・学科からのお知らせ地域連携

2024年12月7日(土)、日本ゼネラルフード株式会社(本社:名古屋市中区)が東海地区の学生を対象に開催した「冬の盛付けセミナー」に、本学管理栄養学科の学生6名が参加しました。今回のテーマは、おせち料理とブッシュドノエル。まずは、中部国際空港で人気の正統派日本料理店の元料理長、小林儀明講師が和食の盛付けや調理法などについて、学生が勉強になる情報満載のトークを交えながら、盛付けのお手本を見せてくださいました。「煮しめは全ての具材が見えるように工夫する」「料理は赤・黄・緑色の食材を揃え、さらに黒色が加わると美しく仕上がる」などなど、料理のプロから教わった盛付けのコツを学生たちはしっかり胸に刻みました。小林講師からの「遊び心のある自由な盛付けで(私を)ぜひ感動させてください」というエールを受けて、学生たちはおせちの盛付けに挑戦しました。「自由に、となると結構むずかしい…」「かまぼこの飾り切りでウサギを作ったけれど、耳の部分がうまく丸まってくれない…」と、悩んだり考えたりしながら、思い思いの作品が完成。彩りよく盛り付けられました。

 

セミナーの最初に小林講師の手さばきを集中して見学。盛付け例のプリントも見ながら、料理をどんな並べ方にするのか、学生たちはイメージを膨らませました。

 

  

いざ盛付けスタート! アドバイスをいただきながら魅力的な盛付けを模索しました。日本ゼネラルフードの管理栄養士の先生からも「楽しんでいますか」とお声がけをしていただきました。

 

続いて、ブッシュドノエルの飾付けに取り組みました。在ロサンゼルス日本国総領事館の元公邸シェフ、松浦裕講師のデモンストレーションに倣って、夢いっぱいのかわいらしいケーキづくりを体験しました。イチゴの赤色とフレッシュハーブのチャービルの緑色がクリスマスらしさを醸し出し、ロールケーキが特別なケーキに変わっていくワクワク感を存分に楽しみました。

  

まずはケーキにチョコレートクリームを塗って切り株の樹皮を表現し、仕上げにイチゴとアラザンを飾り、粉糖で雪を降らせたら出来上がり!

 

         

同じ食材を使っても盛付けは十人十色。個性的なケーキが完成しました。

 

おせちとケーキが完成して試食タイムがスタート! 苦労しながら自分で盛り付けた料理は美味しさ倍増です。料理はどれも満足度の高い味わいで、おせち料理の組合せも絶妙でした。美味しさはもちろん、見た目でも喫食者の心を満たすような食事を提供することの大切さを学生たちは改めて実感できました。「おせちの盛付けはきちんとやったことがなかったので、良い経験になり、楽しかった」「盛付けの際の食材の向きなど、和食の魅せ方や調理のコツを教えていただけて良かった」など、学生には学びの多いひとときとなったようです。

試食タイムには、日本ゼネラルフードの管理栄養士の先生方が、参加学生の質問に本音で丁寧に答えてくださいました。先生方の就職活動時の体験談、管理栄養士の仕事内容について、中には鋭い(?)質問も飛び出しましたが、気さくにお話をしてくださいました。食事提供の醍醐味を体感する一方で、講師や職員の皆様の動きを間近に見させていただき、食のイベントを行う際はしっかりした準備やスムーズな進行のための臨機応変な対応が大切であることも、学生たちの心に焼き付いたと思います。このような素晴らしい機会を設けてくださった関係者の皆様に深く御礼申し上げます。