緊急事態宣言の発令を受けて（学長メッセージ）

2021年1月14日

緊急事態宣言の発令を受けて

名古屋経済大学
学長　佐分晴夫

新型コロナウイルス感染者の急増を受け、愛知県でも昨日１月１３日、緊急事態宣言が発令されるに至りました。今回の緊急事態宣言下では、これまでの感染状況の分析を踏まえ、文科省から大学には休校要請が発令されず、大学入試も最大限の感染防止策を講じた上で実施する方針が示されています。大学は今、入試シーズン本番を迎え、文科省の方針を踏まえつつ、より一層の感染防止に取り組むべく、準備を進めているところです。

本学では昨年８月３１日に「新型コロナウイルス感染者発生対応指針」を定め、全学をあげて感染拡大の防止に取り組んできました。本年度後期からは、対面による授業（学外実習を含む）を基本とし、大人数講義でのオンライン／オンデマンド配信を組み合わせて、授業を開講しております。対面式の授業は、徹底した感染防止策を講じた上で開講しており、結果として授業や実習における接触に起因する感染事例は発生しておりません。

こうした状況を踏まえ、本学では現在「新型コロナウイルス感染者発生対応指針」において定めている「レベル３」を継続し、引き続き万全の感染防止策を講じた上で、授業や実習ならびに入学試験を実施する方針を再確認し、あらためてみなさまにお知らせする次第です。

また部活動においても、文科省の指導を踏まえ、昨年１１月１９日に「コロナ禍におけるクラブ活動の感染防止策ガイドライン」を別途定め、上記指針と連動し、宿泊を伴う遠征や合宿の禁止、施設利用の使用制限、さらには日常生活での会食制限など、生活面にまで踏み込んで感染拡大防止を最優先することを確認し、監督者会議などを通じて徹底を図っています。

これからも新型コロナウイルス感染防止への取り組みの徹底による学生および教職員の安全確保と、教育の質を低下させることのない教学運営を、緊張感を持って両立させて参ります。みなさまのご理解とご支援をお願い申し上げます。

※「新型コロナウイルス感染者発生時対応指針ver.2.10」はこちら

※「コロナ禍におけるクラブ活動の感染防止策ガイドライン ver.1.00」はこちら