夏のゼミ合宿 in 高山　１日目

経済学部３年ゼミ（村山ゼミ）では、例年、岐阜県高山市でゼミ合宿をおこなっており、中心市街地の「食料品アクセス問題」について現地調査しています。
これまでは、高齢者の買い物行動に伴うリスク箇所を現地でまち歩きしながら観察し、10～20年後の人口予測と共に地図に可視化してきましたが、昨年度の調査結果から、高山中心市街地でも特に高台に位置する城山エリアにおいて、今後数年間のうちに食料品アクセス問題が顕著になることが明らかになりました。

そこで、今年度の3年ゼミではそのような城山エリアにおける課題解決に向けて、1日限定ですがお米屋さんの一角をお借りして簡易スーパーを営業する運びとなりました。

まずは、毎年恒例の「高山市若者等活動事務所 村半」をたずね、旧家を改装した施設を見学させてもらいました。そして、今回お世話になる高山米穀協業組合さんより、地方都市の小売業の現状などについてお話いただきました。
　

その後、村半の大会議室において、翌日の1日限定店舗の商品ディスプレイをみんなで協力して作成しました。
　　

何しろ、ゼミでこのような実践的取組みをおこなうのは初めての試みのため、何をどの程度仕入れれば良いのかの見通しも立たず、とりあえず9月初めに高山で旬になる野菜を使った「今晩のおすすめ！」3品の食材を中心に、手作り感満載で準備を進めています！！