地域資源を知り、新たな観光について考えよう！

「体験型プロジェクト―観光と地理―」という授業では、犬山市における「もう一つの観光」の可能性について検討しており、地元の人々が犬山の良さを再発見できるような活動こそが持続可能な観光資源になりうると考えています。そこで、市東部の丘陵地に広がる豊富な自然資源に注目し、それらについてのさまざまな体験学習をおこなっています。

10月22日㈫は犬山里山学センターにて、善師野地区に残る自然環境とそこでの人々の暮らしや生業について学習しました。

そして、10月29日㈫はあいにくの空模様でしたが、栗栖地区の山間を散策し、犬山の有する自然資源とその活用について体験学習しました。

その後は犬山市野外活動センターに移動し、拾ってきた杉の落ち葉を着火剤に苦労しながら薪に火をつけ、空き缶でご飯を炊きながらご当地カレーを温めて、皆で美味しく頂きました！

今後は、このような自然アクティビティがどのような人々の非日常体験となり好奇心を満たすことができるのか？について考え、また、地元民の余暇の充実や観光客に訴求するには現状で何が足りないか？などについて検討を進めていく予定です。