ゼミでの研究成果を発表しました！

経済学部経済学部ブログ

経済学部３年ゼミ（村山ゼミ）では、高山市中心市街地における高齢者の食料品アクセス問題について調査研究しています。現４年生がおこなった昨年の研究成果を引き継ぐ形で、今年度は2つのタイトルを第4回飛騨高山学会において報告しました。

１つ目の「地元企業による食料品アクセス問題に対する取組みと課題」では、移動販売など地域課題解決に取り組む地元業者に対して聞き取り調査をおこない、必要な食料を消費者が必要とするタイミングで届けることの重要さと難しさについて検討しました。

２つ目の「高齢者の買い物行動に伴う潜在的リスクの可視化」では、視認性の低い交差点や交通量の多い狭隘道路、段差や舗装の陥没など高齢者の買い物行動に伴う各種のリスクについて、実際にまち歩きをして観察した情報を地図に描き出しました。

今後は、この度のグループ研究での経験を生かし、各自が卒業論文テーマについて検討し、調査方法など具体的に計画し始めることを期待します。