第33回 消費者問題研究所 公開講演会 | 公開講演会 |

所長からのメッセージ

　今日、インターネットが経済や社会の隅々にまで浸透しています。また、ヒト、モノ、カネ、情報が国境を越えてグローバルに移動する時代となりました。「情報化」と「グローバル化」は時代を読み解くキーワードといえるでしょう。そうしたなか、私たちの暮らしの姿も大きく変化し、消費生活の面では、インターネット取引によるトラブル、個人情報の漏えい・悪用、国境を越えたトラブルなど新たな問題も発生しています。
　名古屋経済大学消費者問題研究所は、1980年の設立以来、我が国消費者問題の変化と消費者政策の動向を探ってきました。今年の公開講演会では、「情報化・グローバル化の中の消費者と政策」と題して、情報化・グローバル化が進むなかで、私たちの暮らしに起こっている様々な問題や課題を探り、消費者が安全で安心な生活を送れるための社会の仕組みや政策について考えます。