第10回名経祭
今年のテーマ ~+(プラス)~
平成24年10月20日(土)・10月21日(日)開催
節目の第十回ということもあり、これまでよりもさらにプラスしたものにしていこう、またプラス思考で積極的に挑戦していこうという思いを込めました。多彩なステージイベントや模擬店をはじめ、オープンキャンパスや市民開放講座、犬山オープンカレッジなども同時開催し、たくさんの来場者の皆さんとともに楽しいひとときを過ごしました。
- 第10回名経祭パンフレット [PDF : 6.88MB]
- 第10回名経祭プログラム [PDF : 63KB]
- 第10回名経祭ポスター [PDF : 364KB]
ステージイベント・模擬店~名経大生と来場者の皆さんが笑顔で交流
学びのキャンパスがこの2日間はお祭りの舞台に!中庭を取り囲むように、串カツ、明宝フランク、豚汁、駄菓子、輪投げ、射的などの模擬店がずらり。おいしい匂いが漂い、威勢のよい声が飛び交うなか、来場者の皆さんに模擬店めぐりを楽しんでいただきました。
特設メインステージでは、初日は附属市邨幼稚園の子どもたちが元気いっぱいにソーラン節の遊戯を、高蔵高校バトン部・ダンス部の皆さんが素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。さらに沖縄伝統芸能「エイサー」の迫力ある演舞が会場の皆さんを魅了。そして最後は今年もお笑い芸人の皆さんが登場!オレンジ、中山功太、東京ダイナマイト、ワッキー(ペナルティ)が爆笑トーク&ライブを展開し、会場を大いに沸かせてくれました。
2日目は、ブラスバンド部の演奏でスタート!「ディズニーメドレー」などの曲で楽しい気分を盛り上げてくれました。午後に登場した市邨高校軽音部の皆さんは、ロンドンオリンピック体操日本女子代表となった同校の寺本明日香さんのために作ったオリジナル応援歌「明日へ」の演奏を披露。他にもジャンボジェンガ大会をはじめ、チーム「微風(そよかぜ)/教育保育学科3年生」が人気アイドルグループ・嵐のヒットメドレーを、「KUH48/教育保育学科4年生」がAKB48のパフォーマンスを披露するなどして、名経祭2日目を盛り上げてくれました。
- 模擬店出店者の声
- ■ベトナム留学生会「ベトナム風お好み焼き」
「ベトナムのことを日本の皆さんに少しでも知ってもらいたいと思い出店しました。日本と同じように、ベトナムでもお好み焼き(バインセオ)はお祭りなどでよく食べますが、生地に小麦粉ではなく米粉を使っているのが特徴です。初日の販売目標は100食でしたが見事完売。買ってくれた皆さん、どうもありがとうございました!」 - ■料理研究サークル「焼き豆腐ドーナツ」
「管理栄養学科の学生が中心のサークルです。焼き豆腐ドーナツは、豆腐と豆乳で作ったとてもヘルシーでおいしいドーナツです。チョコ、抹茶、桃、キャラメルナッツなど全7種類を用意しました。昨年からさらに改良を重ねて、今年は砂糖を一切使わないお好み焼き味などのドーナツも作ったんですよ。これがとても好評でした」
- 来場者の声
- 「いろいろなお店があって、歩いているだけでもワクワクしました」
- 「今日は家族で遊びにきました。とても楽しい時間を過ごせましたし、名古屋経済大学は地域に開かれた大学だと感じました」
寺本明日香さんトークショー~ロンドンオリンピック秘話などを披露
初日ステージの目玉企画の一つとして、まだ記憶に新しいロンドンオリンピックに体操日本女子代表選手として出場し、大活躍した市邨高校2年生の寺本明日香さんが登場!寺本さんが所属するレジックスポーツ代表の坂本周次さんとコーチの橋口美佐代さんもお招きし、本学の佐々木学長を交えてトークショーを行いました。
これまでに優秀な体操選手を数多く育ててきた坂本さんは「最近の子どもたちは、転んだ時などに危険を回避する力、体を柔軟に動かす巧緻性がないといわれている。幼い頃から『体操』に取り組むことで巧緻性などを養える」と、子ども持つ保護者の皆さんに向けてアドバイスを送りました。また日本代表公式ユニフォーム、赤のブレザーと白のパンツに身をつつんで登場した寺本さんは「ロンドンオリンピックでは、いつも通りの演技をすることだけに集中した」「試合ではいつも緊張するが、力を発揮するにはネガティブに物事を考えないことが大切」「何事も楽しんで取り組むことで上達する」といった貴重な話を披露してくれました。
- 来場者の声
- 「寺本さんがロンドンオリンピックでプレッシャーをはねのけて見事な演技を披露されていた理由が、今日お話を聴いてよく分かりました」
- 「御三方から貴重な話を聴くことができ、子育ての参考になりました」
オープンキャンパス&市民開放講座~大胆な変革を推進する名経大!
名経祭とあわせてオープンキャンパスと市民開放講座を同時開催しました。
オープンキャンパスでは、社会の仕組みなどが大きく変わりつつあるなか、本学は大学の姿や教育の在り方を見直し、大胆な変革に取り組んでいることを最初にご説明しました。そして改革の具体的な取組内容として、学生の主体的な学びを通して「生涯学び続ける力」を育てるため、たとえば犬山市・小牧市全体をキャンパスとして捉えた教育を行うことや、地域により開かれた大学を目指して社会人教育にも力を注ぐこと、さらに授業料減免など経済的に学ぶことが困難な方を支援する制度の充実を図ることなどを、佐々木学長がご紹介しました。
比較文化研究会主催の市民開放講座では、元NHKのエグゼクティブ・プロデューサーで、国民的人気番組「プロジェクトX」のチーフ・プロデューサーを務めた今井彰本学客員教授が、「日本人の底力~プロジェクトXから学んだ日本人の素顔」と題して講演を行いました。
放映後に大きな反響を呼び、圧倒的な支持を集めた「プロジェクトX」。その番組づくりを通じて学んだ、日本人の「あきらめない精神」「権力やルールによってではなく、感動で人は動く」といった話にグイグイ引き込まれる受講者の皆さん。さらに「プロジェクトX」の企画が社内でなかなか通らなかった理由や、わずか7人のスタッフでスタートした制作の苦労話、シンガーソングライターの中島みゆきさんに主題歌の制作を承諾してもらうまでの秘話など今まで知り得なかった番組づくりの裏側が披露され、受講者の皆さんは終始熱心に聴き入っていました。
- 来場者の声
- 「『プロジェクトX』の大ファンだったので、とても興味深くお話を聴かせていただきました」
- 「人気番組を世に送り出すために、いろいろな苦労があったんですね。番組づくりの大変さを実感しました。また番組の映像を見て改めて感動し、もう一度見返したいと思いました」