平成28年4月1日(金)、市邨記念体育館にて、名古屋経済大学・名古屋経済大学短期大学部および大学院の入学式を挙行しました。あいにくの空模様ながらも、キャンパスの桜がまるで時をはかったかのように満開となったこの日、真新しいスーツに身を包んだ新入生の皆さんがこれから始まる大学生活への期待を胸に新たな門出を迎えました。
開式の辞、大学歌の斉唱の後、佐々木学長は告辞として「名古屋経済大学は、皆さんが潜在的に備えている能力を発揮できるようなふとした出会い、あるいは小さな達成感や自信が少しでも早く得られるように皆さんを導きたいと考えています。どうか皆さんには今の自分に満足してしまわずに、思い切り背伸びをしていただきたいと思います。また果敢に課題を見つけて挑んでいただきたいと思います。私たちは皆さんの背伸びに応えて限りない成長を支援いたします」と、新入生に激励のメッセージを送りました。
佐々木学長の告辞に続き、来賓の祝辞として本学の卒業生でもある犬山市長 山田拓郎様は、昨年ノーベル物理学賞を受賞された梶田隆章氏の受賞コメントを引き合いに出し、新入生に向けて「ぜひ皆さん、これからは与えられる学びではない、自ら歩を進めて学びに臨んでいく、“知の地平線”を広げていくそんな学びを進めていただきたい」と力を込めて語られました。
同じく来賓の犬山商工会議所会頭 日比野良太郎様は、名古屋経済大学と犬山市、そして犬山商工会議所は産学官包括連携協定を結んでおり、昨年も様々なイベントを行ったことに触れるとともに、今後、新入生とも楽しいイベントや機会を共有していくことを心待ちにしているとの言葉を頂戴しました。
新入生の言葉では、代表者が登壇し、「本日から始まる名古屋経済大学の学生生活の中で、多くの教職員の方々、先輩、そして同級生などと時には楽しみを分かち合い、時には力を合わせ、困難や苦悩を乗り越えていきたいと思っています。これからの学生生活において、たくさんの人との出会いを大切にし、互いに切磋琢磨していくなかで幅広い教養や専門的な知識を培い、立派な社会人になれるよう踏み出していきたいと思います」と抱負を述べました。
閉式後は、学部・学科ごとに分かれて新入生歓迎会を実施。立食形式で軽食を楽しみながら、教員と新入学生、あるいは新入学生同士で交流を温めました。あわせて在学生によるクラブ・サークルの勧誘活動も行われ、元気な声と笑顔があふれました。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。新入生の皆さんにとって本学で過ごす日々がより有意義なものとなるよう、また自信を持って社会に羽ばたいていけるよう、教職員が一丸となって支援していきます。