7月6日(土)、本学名駅サテライトキャンパス10階ホールにて、本学の消費者問題研究所主催による「第33回公開講演会」が開催されました。今回は、「消費者のための仕組み−きのう、きょう、あす−」をテーマに、講師(パネリスト)として、及川昭伍氏(国民生活センター元理事長)、川口康裕氏(消費者庁審議官)、柴田明氏(愛知県県民生活課長)、東珠実氏(椙山女学園大学教授)をお招きし、消費者問題研究所の田口義明所長(経済学部教授)がコーディネーターを務めました。
ご参会の方々で会場ホールが一杯になる中、佐々木学長の挨拶で開会した後、4人の講師からは、消費者問題と消費者政策の半世紀、国・地方の消費者政策の今日的課題、消費者教育の新たな展開などに関し、長期的な視点から、あるいは現実の政策に直に取り組んでいる立場から、現場感覚あふれる報告がありました。報告に引き続き、活発な質疑応答が行われ、講演会は盛況のうちに終了しました。