中日新聞社代表取締役社長、小出宣昭氏による講演会が開催されました。 | 名古屋経済大学 新着情報

中日新聞社代表取締役社長、小出宣昭氏による講演会が開催されました。

  6月2日、本学講堂において、中日新聞社代表取締役社長である小出宣昭氏を

お迎えし、「若者に期待すること」と題して講演していただきました。

 学生やその保護者、教職員、市民などの参加者を前に、若い人は、挨拶や

行儀作法など体を使って覚える知識が急速に衰えていると感じます。

頭で覚える知識は時間が経過すると忘れてしまいますが、体で覚えた知識は

一生忘れないものです。大学は、体で知識を覚える場所だと思います。

 次に少子化の問題に触れ、本来少子化は、量の変化ではなく質の変化とし

て捉えるべきという説明から、戦後の高度成長を支えてきた活力の源泉は都会に

出てきた二男、三男であった。これからの学生は、長男が増えていくが、活力の

源泉は、国際化と地域社会です。若者は、海外の人々と触れ合いそれぞれの

文化を体感し理解して欲しい。世界には、国によって異なる文化があり色々な物差し

を持っている。若者は、物差しの違いを楽しむと同時に沢山の物差しを身につけて

欲しい。また、少子化により親戚が少なくなると地域社会の力が強くなる。若い人は、

どんどん地域に飛び込んで繋がって欲しいと語られた。

 

 

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