シェニエ・ラサール在名古屋カナダ領事館領事が本学に来学され、
講演会「カナダの多文化共生社会」にてご講演されました。
本学では今年度からカナダのブリティッシュ・コロンビア
大学英語研究所での「カナダ短期研修」を開始します。
カナダは1971年に「多様性の尊重」をめざして
世界で初めて「多文化主義」を国家政策として採用した国であり、
多文化主義の先進国として哲学的・理論的に世界をリードしています。
そこで、ラサール領事をお招きし、カナダの多文化共生社会の現状についてご講演頂きました。
講演会には約100人の学生が出席し、質疑応答ではラサール領事に英語で質問するなど、
熱心に聴講していました。ラサール領事は、講義で学生たちと親しく交流された後、学生たちを激励されました。
また、ラサール領事は末岡仁理事長・佐分晴夫学長を表敬訪問され、
本学の国際交流について説明を受けるとともに、本学のカナダ短期研修について意見交換を行いました。
ラサール領事は名古屋大学大学院法学研究科への留学中に当時、名古屋大学大学院法学研究科の教授だった佐分学長の国際法の講義を受講していたという縁があり、法学研究科のパーティーで佐分学長と一緒に映った写真を見ながら旧交を温めました。
今後、本学はカナダの大学との研究・教育交流を一層進めていく予定です。