2017年に犬山商工会議所青年部と連携して、
管理栄養学科の学生が考案した「石上げピラフー」が
7月3日(水)に犬山市立東部中学校の給食として提供されました。
給食では、犬山商工会議所だより(7月号)で公開したレシピを基に、
学校給食用にアレンジしてあり、大変おいしく作られていました。
たとえば、コンソメジュレやトマトピューレのソース、クルトンは、
生徒が好きな鶏のから揚げをコンソメ味にしたり、から揚げした大豆を追加したりして、
「石上げ」のイメージが表現されていました。
また、副食との組み合わせも考慮され栄養バランスのとれた献立でした。
このレシピ開発は、石上げ祭というコンセプトに合わせて、
食材、料理法、味付け、栄養など課題もありましたが
学生にとっては豊かな学びの場となりました。
開発されたレシピは犬山商工会議所の方々により地域で販売さらに情報発信され、
今回学校給食という教育の場に展開されたことを振り返り、
一連の取り組みの意義深さを感じました。
地域社会と関わる経験から、社会に役立つ人になりたいと思える学生が
もっと増えてほしいと願っています。
石上げピラフーの「石上げ」とは
毎年8月第一日曜日に尾張冨士大宮浅間神社にて開催される「石上げ祭」を表し、
ご飯を山のように盛り付けて尾張冨士を表現しています。
【参加した学生からは以下の様なコメントをいただきました】
・人間生活科学部 管理栄養学科 4年 西村 菜摘
今回のピラフーは、自分で唐揚げを乗せて食べることで石上げ祭を表していて、より「石上げピラフー」と実感する事が出来ました。味は、あっさりしていて美味しかったです。中学校で給食として提供してもらえてよかったです。
・人間生活科学部 管理栄養学科 4年 藤本真夜
二年生の時に犬山商工会議所 青年部の方々と協力して作った「石上げピラフー」が、給食として提供されて多くの人に食べてもらえて嬉しかったです。栄養価や作業効率などで、コンソメジュレがコンソメ唐揚げに変更になっていましたが、自分でピラフーの上にのせて楽しみながら食べる新しい食べ方を体験できました。
・人間生活科学部 管理栄養学科 4年 中川衿香
今回私たちが考えた石上げピラフーを給食に出していただけることになりびっくりしました。給食風にアレンジしてくださり、そのアレンジした料理も参考になりました。中学生のみなさんが完食してくれてよかったです。